他社製品にてステロイド剤が検出されたとした報道について
【2009/04/01】
2009年3月11日に、当社の一部商品を製造している株式会社コスメプロが、長野県の販売業者より依頼を受け、その業者が輸入した中国産原料を充填した商品からステロイド剤の成分が検出されたという報道があり、一部のお客様からお問い合わせがありましたので、その状況についてご説明いたします。
● 西日本新聞の記事より（一部を抜粋）
奈良県は１１日、同県吉野町の化粧品販売会社「コスメプロ」の化粧クリームから、薬事法で化粧品への配合が禁止されているステロイド剤が検出されたとして、製造販売中止と自主回収を指示したと発表した。
同社によると、同製品は長野県の会社が中国から輸入し、コスメプロが瓶詰めしていた。中国の製造業者はステロイド剤が入っていないという証明書を提出。中国製との表示はしていなかった。
報道にあった商品は、長野県の販売業者が独自のルートにて販売することを目的に、中国から原料を輸入し、その充填のみをコスメプロに依頼したもので、コスメプロが製造して当社が販売している商品とは全く関係はありません。
● 当社が取り扱っている商品の中で、コスメプロが製造している商品について
＜日本オムバスのブランド商品＞
オムバス・スパソープ、オムバス・スパシャンプー、プルルＢベビーオイル
プルルＢベ ビーソープ
＜他社ブランド商品＞
デューモイストスキンクリーム、デューモイストフェイシャルマスク、デューホワイト
クレンジングオイル、洗顔フォーム
また、今回報道にあった長野県の販売業者から、コスメプロが充填を依頼された商品は、一回のバルクが15kg未満であったため、その充填作業は、通常の製造ラインの充填機を使用せず、手作業で行っていました。
また、原料の製造は中国で行い、それをバルクで輸入していましたので、当社をはじめ、日本国内から依頼を受けた商品を製造するライン（充填機を含む）は、一切使用していませんでした。
そのため、当社で販売する商品を製造・充填するラインとは全く異なっており、成分が誤って混入することはございません。
なお、コスメプロでは、下記の化粧品ＧＭＰとしての定められた基準を厳格に守っております。
1. 工場内で、化粧品あるいは医薬部外品以外（たとえば食品や工業製品など）の製造を行わない。
2. 倉庫及び工場内に、化粧品あるいは医薬部外品以外（たとえば食品や工業製品など）のバルクや原料を持ち込まない。
3. 製造機械、充填機の接液部分は、完全に分解できるサニタリー式となっており、製造ロットごとに分解・洗浄・滅菌・組立を行っている。
4. バルク容器、道具類についてもロットごとに洗浄・滅菌を行っている。
上記のとおり、定められた基準を遵守し、製造を行っておりますので、今回報道にあった商品が誤って、当社で販売している商品に混入、あるいは製造ラインの中で極々微量でもその成分が残留することによる混入等は、一切ありませんでした。
以上、経緯と現状の対策等をご報告いたします。
なお、ご不明な点がございましたら、お手数ですが、下記までお問い合わせください。
フリーダイヤル 0120-81-8322（日本オムバス 商品部）
受付時間：9時～19時
株式会社 日本オムバス
【2009.5.25追記】
(株)コスメプロ製造の当社取扱商品におけるステロイド成分含有分析結果
(株)コスメプロ製造の当社取扱商品全品において、今回、問題となったステロイド成分の含有は認められませんでした。ここにご報告いたしますと共に、引き続きあとぴナビ商品のご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
(株)コスメプロ製造の当社取扱商品の分析試験成績書
・ オムバス スパボディソープ [PDF]
・ オムバス スパシャンプー [PDF]
・ プルル B ボディソープ [PDF]
・ プルル B ベビーオイル [PDF]
・ デューモイスト クリーム [PDF]
・ デューモイスト クレンジング [PDF]
・ スパレックス デューホワイト [PDF]
・ デューレックス フェイシャルマスク用ローション [PDF]
・ スパレックス 洗顔フォーム [PDF]
・ トピュア A [PDF]
・ トピュア S [PDF]
